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「Mr&Mrsスミス」に見る関係修復術

皆さんは「Mr&Mrsスミス」という映画を観たことがあるでしょうか?

この映画は、暗殺のプロであるジョンとジェーンが互いに素性を隠して結婚したため、秘密を抱えたまま6年間夫婦を続けていましたが、お互いによそよそしく、関係も冷め始めていました。そんな矢先、二人のターゲットがかぶった際に素性がバレてしまったため、お互いを排除しなければならなくなってしまったというハラハラドキドキのアクション映画です。

この映画の注目したい点は、冷めきり殺し合わなければならなかった二人が、物語を通して関係を修復し、最後には見ていて羨ましくなるほどのアツアツカップルに戻っていったという点ではないでしょうか。

今現在、あなたがパートナーとの関係が上手くいってないのなら、この映画で参考に出来る点があるかもしれませんよ。それでは一体どのような点が参考になるのか見ていきましょう!

 

ミステリアスな面に惹かれる「ツァイガルニク効果」

ジョンとジェーンの出会いは暗殺の任務遂行中に互いに困っていたところ、視認し、待ち合わせていたという体であたかも恋人であるように演じ、難を逃れるところから始まります。そのような出会いではあったのですが、二人は少しの間行動するだけで意識し始め、一晩にして恋に落ち、すぐに結婚に踏み切るまでに至ります。

ここでお互いに「ミステリアスな人」と言っているのですが、謎に包まれ、独特な雰囲気を持つ人というのは、どこか色香があり、「もっと知りたい」という欲を駆り立てられるとのこと。これを「ツァイガルニク効果」と言います。二人の出会いは偶然でしたが、惹かれ合うのは必然であったのかもしれませんね。

 

許されざる恋が二人を再び燃え上がらせた!「ロミオとジュリエット効果」

ジョンとジェーンは、6年夫婦を続けますが、隠し事がいくつもあったためギスギスしていました。更にはひょんなことからお互いが暗殺業であるということを知ってしまい、素性を知られた場合、その者を48時間以内に排除するという掟に従い、殺し合わなければならなくなります。しかし、二人は互いの仲間に促されつつも、あと一歩のところでとどめを刺せないでいました。これは、二人は仮面夫婦などではなく本当に愛し合っていたからです。

そして、ジョンはこのような状況下でジェーンに出会ったときの印象「クリスマスの朝のようだった」と素直に伝えるのです。それに対してジェーンは「良い隠れ蓑を見つけたから結婚した」とだけ伝えますが、これは仲間が盗聴していたため真意ではありませんでした。二人はその後乱闘することになり、銃を向け合いますが、ジョンは「君を撃てないから俺を撃ってくれ」とだけ告げます。ジェーンはジョンを愛していたため、撃てるはずもなく、二人はようやく心から結ばれることになったのです。

このように、恋愛をするうえで障害があった場合に心理的な抵抗や反発が起こるため、想いがより一層燃え上がるという心理的効果を「ロミオとジュリエット効果」と言います。確かにこの映画に限らず、障害を乗り越え晴れて結ばれる、と言うカップルを題材にした作品も多いですよね。ここまでスケールが大きくなくても、例えば相手と遠距離恋愛であった場合、久しぶりに会えたとき、とても嬉しくて幸せな気分になれたという人も多いはず。

今上手くいっていないという方は、この効果を試してみるのも良いかもしれませんね。

 

「秘密の共有」で夫婦の溝は解消された!

隠し事だらけだったジョンとジェーンは、次第にお互いのことを打ち明けるようになります。ジョンが「君の手料理は最悪だった」と言うと、「料理は部下に作らせていた」とジェーンは返します。また、ジェーンは「両親は幼い頃、既に他界していたため、結婚式に参列した父親は実は役者だった」と告げると、ジョンはショックを受けつつも「結婚は2回目だ」と言い、ジェーンも頭にきているようでしたが、それでもお互いを受け入れている様子でした。

このように、秘密を共有することは、「カリギュラ効果」や、「自己開示効果」「返報性の法則」を生み、更に絆を生むことに繋がります。

カリギュラ効果とは、禁止されたことほどやりたくなってしまうというものです。例えば、「非常ベルを押すな」と言われたら押したくなって鳴らしてしまった、という時の心理状況がそれです。秘密も同じように他言しないように言われてしまうと、ついつい話したくなってしまうというもの。ここで我慢することで、意識的に相手のことを考えるようになり、気になってしまうという心理的状況になるわけです。

自己開示効果、返報性の法則は、自分の秘密を相手に伝えることで相手からの見返りを期待出来ると言うもの。人は、人からもらった好意に対して、なにかお返しをしなければ、という心理が働きます。つまり、自分から秘密を話せば、相手も話してくれることが考えられるため、より一層親密になれるというわけなのです。

相手に対して隠し事をしていませんか?もしかしたらそれを打ち明けてくれるのを待っているのかもしれませんし、打ち明けられたなら、より一層強い絆で結ばれるのかもしれません。

 

共通の敵を作ることで生まれる一体感「類似性の法則」

物語は佳境に突入します。ジョンとジェーンが夫婦だということが知られてしまい、二人は、所属する暗殺チーム及び同業者に狙われることになります。二人はいくつもの死線を乗り越え、協力していくことで、一体感が生まれます。

これは、しばしばビジネスや女性関係でも見られますが、共通の敵を作ると、「類似性の法則」が働くと言われているのです。類似性の法則とは、例えば苗字が同じであったり、似た考えをしていた場合に親近感を覚え、好きになるという法則です。共通の嫌いな上司が居た場合、自然と意気投合出来るし、嫁姑が仲良くなるためには、共通の敵を作ると円満に事を運べると言われているくらいには効果があります。

さて、クライマックスで、敵に囲まれた際にジョンは「別々のルートで逃げた方が良かったかもしれない」と言いますが、ジェーンは「あなたと一緒が良い」と真意を告げ関係は最高潮に。二人は意を決して飛び出し、見事に敵を制圧するのでした。愛はなによりも強しとはこのことですね。

 

実際に結ばれていた!「ロールプレイ効果」

このジョンとジェーンを演じたブラッド・ピッドとアンジェリーナ・ジョリーはなんと実際に結ばれているのです!

映画の主軸はアクションですので、撮影における過酷な場面がいくつもあったはず。それを乗り越えられたというのは、同じ苦難を乗り越えたということ。共通して分かち合えるものを持ったため、親密になれたというわけですね。また、役者同士が結ばれるということはよくあるケースですが、これは「ロールプレイ効果」と言われ、恋人を演じているうちに、いつしか本当にそのような心理になり好意を抱いてしまっている、というものです。なるほどそれなら役者のカップルが多く見られるのも納得出来ますよね。

ロールプレイ効果は特殊であるかもしれませんが、同じ苦難を乗り越えることは私たちの日常でも十分起こり得ます。例えば災害などで避難を余儀なくされたとき、いつもはバラバラだった家族がまとまり一体感が出ます。これは同じ困難に立ち向かうため、協調性を大事にする人間の本質が出た、と言えるのです。

このように非日常的な事態が行った場合、パートナーへの見方が変わり、関係改善に繋がるかもしれません。

 

いかがでしたでしょうか。

Mr&Mrsスミスから学べる点は多いように思います。現在、あなたとパートナーの関係が冷めきっているのなら、一緒にこの映画を観てみるのはいかがでしょう。関係修復の鍵となるかもしれませんよ。

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