「腕組み」の位置でわかる隠れた本音
異性との付き合いをうまく進めるポイントは緩急をつけること。あまり急ぎすぎると肘鉄を食らいかねません。相手が腕組みをしたら、
「急ぎすぎた」と思ったほうがよさそうです。
人前で腕を組むというのは、相手に心を閉ざしている場合に多く見られる行為です。
たとえば、あるインタビュー番組の男性司会者は、ゲストが男性のときはいつも腕組みをしていますが、女性がゲストになると、ほとんど腕組みをしません。つまり、この司会者は女性タレントのインタビューをするのは好きでも、男性タレントはあまり好きではないかもしれません。もちろん、司会者がそんなことを口にするわけではありませんが、彼の行為が正直に物語っています。
また一般的に、女性は同性といるときにはほとんど腕組みをしませんが、男性と2人きりになると腕組みをする傾向があります。これは、「自分を守りたい」という防衛本能が働いている証拠です。
「腕組み」を上手に見極めるポイントは、次の3つです。
①腕組みをした「タイミング」はいつか
話をする前から腕組みをしているのは、最初から相手がこちらに引け目を感じている場合です。冗談や失敗談を話して、自分も同じレベルの人間だと伝えれば話がはずみます。
②腕組みをしている「位置」はどこか
胸を張って高い位置で腕を組んでいるのは、「自分のほうが偉いんだからな」というアピールです。言うまでもありませんが、こんな態度をとる異性とはうまく付き合えませんね。
また、低い位置で身体を抱きかかえるように組んでいる場合は、「これ以上、あなたに近づいてもらいたくない」という防衛の姿勢です。もしかしたら、積極的にアプローチしすぎたのではありませんか?
③他のサインとの「組み合わせ」を確認する
腕組みしながら拳を握っているのは、「あなたのことを信用していない」という気持ちです。もし、あなたが嘘をついているなら、すでに相手はお見通しと思ってください。素直に「ごめんなさい」と謝ったほうがよさそうです。
また、背中を丸めるようにして腕を組むのは、不安や緊張を感じている証拠。親密な関係になれるのは、まだまだ先でしょう。